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植物図鑑ブログ

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房藤空木(フサフジウツギ)はフジウツギ科フジウツギ属の落葉低木である。
分類体系によってはゴマノハグサ科とされる。
属名からきたブレッドレアの名でも流通している。
原産地は中国である。
日本へは明治時代にヨーロッパで改良されたものが渡ってきた。
ブッドレア・ロイヤルレッドはそうした園芸品種の1つである。
特徴は花の色が紅紫色をしていることである。
樹高は1~3メートルである。
葉は卵状の楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の裏面には毛が密生していて白い。
開花時期は7~10月である。
細い枝を広げて円錐花序(枝分かれして全体が円錐状に見える)を出し、紅紫色の花をたくさんつける。
花は上側に向いて咲くので下面には少ない。
花はよい香りがする。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
全体にサポニンを含み有毒である。
属名の Buddleja はイギリスの牧師で植物学者だった「バドル(Adam Buddle, 1662-1715)さん」の名からきている。
種小名の davidii はフランス人の宣教師で植物収集家だった「ダビット(Armand David, 1826-1900)さんの」という意味である。
写真は7月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
学名:Buddleja davidii 'Royal Red'

★品のよいワインレッドの花の色
 酔うがごとくにロイヤルレッド




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野蕗(ノブキ)はキク科ノブキ属の多年草である。
葉が蕗(フキ)に似ているということでこの名がつくが、フキ属ではない。
北方領土を含む北海道から沖縄にかけて分布し、木陰や谷間などの湿った場所に生える。
海外では、朝鮮半島や中国、ヒマラヤにも分布する。
草丈は50~80センチくらいである。
葉には長い柄があり、葉の先がやや尖る。
葉の表面は緑色である。
裏面には一面に毛が生えて白味がかる。
開花時期は8~10月である。
長く伸びた柄に白い集合花を疎らにつける。
花は周りに雌花があり、真ん中に両性花がある。
両性花は結実しない。
雌花だけが結実するので、実は周辺にだけつく。
花の後にできる実はそう果(果実の中に1つだけ種子があり開かない)だが綿毛はない。
先に突起状の腺体があり、粘り気のある粘液が出る。
これによって衣服などにくっついて種子が運ばれる。
若芽は食用になる。
また、絞り汁は腫れ物や傷の薬となる。
属名の Adenocaulon はギリシャ語の「adenos(腺)+caulos(茎)」からきている。茎の上部に腺毛が密生することから名づけられた。
種小名の himalaicum は「ヒマラヤ山脈の」という意味である。
写真は8月に日光植物園で撮った。
学名:Adenocaulon himalaicum

★葉だけでは蕗との区別むずかしい
 花の季節は違っているが




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青葛藤(アオツヅラフジ)はツヅラフジ科アオツヅラフジ属の蔓性落葉木本である。
北海道の南西部から沖縄にかけて分布し、他のものに絡みついて伸びる。
海外では、朝鮮半島、中国、フィリピン、インド、太平洋諸島などにも分布する。
別名を神衣比(カミエビ)という。
蔓の長さは10メートルに達する。
葉は卵形で柄があり、互い違いに生える(互生)。
細い毛が生えており、多くは3つに浅く裂ける。
開花時期は7~9月である。
雌雄異株である。
葉の脇から円錐花序(枝分かれして全体が円錐状に見える)を出し、黄白色の小さな花をたくさんつける。
花の後にできる実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、熟すと黒くなる。
見かけは葡萄(ブドウ)に似ている。
ただし、アルカロイドを含み有毒である。
根茎を乾燥したものを生薬で木防己(もくぼうい)といい、消炎、利尿、鎮痛などの薬効がある。
和名の由来は、蔓性で茎が青々としているというところからきている。
この場合の「青」とは緑のことである。
属名の Cocculus はギリシャ語の「coccus(液果)」の縮小形である。小さな液果をつけるということから名づけられた。
種小名の trilobus は「3片の」という意味である。
写真は6月に小石川植物園で撮った。
学名:Cocculus trilobus

★粉を吹き葡萄のような実をつけて
 美味しそうだが青葛藤




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房藤空木(フサフジウツギ)はフジウツギ科フジウツギ属の落葉低木である。
分類体系によってはゴマノハグサ科とされる。
属名からきたブレッドレアの名でも流通している。
原産地は中国である。
日本へは明治時代にヨーロッパで改良されたものが渡ってきた。
ブッドレア・ホワイトはそうした園芸品種の1つである。
特徴は花の色が白いことである。
樹高は1~3メートルである。
葉は卵状の楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の裏面には毛が密生していて白い。
開花時期は7~10月である。
細い枝を広げて円錐花序(枝分かれして全体が円錐状に見える)を出し、白い花をたくさんつける。
花は上側に向いて咲くので下面には少ない。
花はよい香りがする。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
全体にサポニンを含み有毒である。
属名の Buddleja はイギリスの牧師で植物学者だった「バドル(Adam Buddle, 1662-1715)さん」の名からきている。
種小名の davidii はフランス人の宣教師で植物収集家だった「ダビット(Armand David, 1826-1900)さんの」という意味である。
写真は7月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
学名:Buddleja davidii 'White'

★白花はどこか清楚に見えるよね
 今が盛りと乱れ咲きして




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大葉蛇の髭(オオバジャノヒゲ)はユリ科ジャノヒゲ属の多年草である。
分類体系によってはスズラン科(あるいはクサスギカズラ科)とされる。
日本固有種である。
本州から九州にかけて分布し、低山の森や林の中に生える。
名前の通り葉は蛇の髭(ジャノヒゲ)よりも厚く、幅も広い。
「蛇の髭」の名の由来は、細い葉の形を竜(蛇)の髭にたとえたものである。
草丈は20~30センチである。
根際から生える葉は線形である。
葉の幅は4~7ミリくらいである。
開花時期は7~8月である。
花の色は淡い紫色ないし白で、横向きないし下向きに小さな花をつける。
花被片は6枚で、花径は6~7ミリである。
花の後にできる種子は、まるで液果のように見えるが子房の落ちた種子である。
きれいな青色に熟し、冬の間楽しめる。
根にできるこぶを生薬の麦門冬(ばくもんどう)といい、咳止めに用いる。
花言葉は「飾らない人」である。
属名の Ophiopogon はギリシャ語の「ophio(蛇)+pogon(髭)」からきている。和名の直訳である。
種小名の planiscapus は「花茎の扁平な」という意味である。
写真は7月に箱根湿生花園で撮った。
実の写真は3月に鎌倉の長谷寺で撮った。
学名:Ophiopogon planiscapus

★茂る葉を掻き分け見れば転々と
 大葉蛇の髭小花をつけて




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