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- 2025.07.08 [PR]
- 2013.11.12 灰汁柴(アクシバ)
- 2013.11.11 鬼蔓梅擬き(オニツルウメモドキ)
- 2013.11.10 広葉蛇上らず(ヒロハヘビノボラズ)
- 2013.11.09 アーノルド山査子(アーノルドサンザシ)
- 2013.11.08 蔓梅擬き(ツルウメモドキ)
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灰汁柴(アクシバ)はツツジ科スノキ属の落葉小低木である。
北海道から九州にかけて分布し、丘陵地や山地の林の中や林の縁に生える。
海外では、サハリンや済州島にも分布する。
樹高は50~100センチくらいである。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁には細かいぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉の質は紙質である。
開花時期は6~7月である。
葉の脇から花柄を伸ばし、淡い紅紫色をした花を下向きにつける。
筒状の花冠は先で4つに深く裂けて反り返る。
雄しべは8本で花冠の外に突き出る。
花の後にできる実は直径5~7ミリくらいの球形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)である。
9~10月に赤く熟する。
食用になり、甘酸っぱい味がする。
和名の由来については、燃やした灰で灰汁を作ったからなどの説がある。
属名の Vaccinium はラテン語の「vaccinus(牝牛の)」からきているが、関係は不明だという。
種小名の japonicum は「日本の」という意味である。
写真は10月に北大植物園で撮った。
学名:Vaccinium japonicum
★日本には妙な名前の木が多い
暮らしと深くつながるゆえに

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鬼蔓梅擬き(オニツルウメモドキ)はニシキギ科ツルウメモドキ属の蔓性落葉低木である。
北海道から本州の近畿地方にかけて分布し、山地の林の縁などに生える。
海外では朝鮮半島、サハリンにも分布している。
蔓梅擬き(ツルウメモドキ)の変種で、別名を岩蔓梅擬き(イワツルウメモドキ)という。
蔓の丈は3~5メートルくらいになる。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉脈上には不規則な畝状の隆起がある。
開花時期は6月くらいである。
雌雄異株である。
葉の脇から集散花序(茎先に花がつき、少し下から横枝が出てその先にも花がつく)を出し、淡い黄緑色をした小さな花をつける。
花径は8ミリくらいで、花弁は5枚である。
花の後にできる実は球形のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
10~12月くらいに黄色に熟する。
実は3つに裂けて、中から赤橙色をした仮種皮に包まれた種子が出る。
属名の Celastrus はギリシャ語の「Celastros(セイヨウキヅタ)」からきている。
種小名の orbiculatus は「円形の」という意味である。
変種名の strigillosus は「先がやや尖り密着した剛毛で覆われた」という意味である。
写真は8月に軽井沢町植物園で撮った。
学名:Celastrus orbiculatus var. strigillosus
★まだ青い実とは言えどもうれしいな
君に出会うが幸運だから

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広葉蛇上らず(ヒロハヘビノボラズ)はメギ科メギ属の落葉低木である。
北海道から九州にかけて分布し、山地の林の中や高山の岩場などに生える。
海外では、朝鮮半島、中国東北部、アムール地方などにも分布する。
樹高は1~3メートルくらいである。
よく枝分かれをし、枝には鋭い棘がある。
葉は長い楕円形で、束のように集まって生える(束生)。
葉の先は丸く、縁には細かい棘が密生する。
開花時期は5~6月である。
葉の脇に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径1センチくらいの黄色い小さな6弁花をつける。
花の後にできる実は長さ1センチくらいの楕円形の液果(水分を多く含み中に種が1つある)で、秋には赤く熟する。
属名の Berberis はこの属の1種の実につけられたアラビア名「berberys」からきている。
種小名の amurensis は「アムール地方の」という意味である。
写真は10月に北大植物園で撮った。
学名:Berberis amurensis
★蛇さえも上れぬほどの棘がある
背は低いけど不思議な樹木

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アーノルド山査子(アーノルドサンザシ)はバラ科サンザシ属の落葉小高木である。
北アメリカに分布する交雑種である。
交配親はいずれも北アメリカの東部に分布するモリス種(Crataegus mollis)とイントリカタ種(Crataegus intricata)である。
hawthorn(ホートン:セイヨウサンザシ)と呼ばれるものの1つである。
樹高は4~7メートルくらいになる。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁には細かいぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は5月である。
枝先に散房花序(柄のある花がたくさんつき、下部の花ほど柄が長いので花序の上部がほぼ平らになる)を出し、白い5弁花をつける。
果期は9~10月である。
花の後にできる実は直径2センチくらいの球形のナシ状果で、赤く熟する。
属名の Crataegus はギリシャ語の「kratos(力)+agein(持つ)」からきている。材が堅いことから名づけられた。
種小名の arnoldiana はハーバード大学の「アーノルド植物園(Arnoled arboretum)に関連した」という意味である。
写真は10月に北大植物園で撮った。
学名:Crataegus arnoldiana
★赤い実がかなり大きく迫力が
感じられるねアーノルド山査子

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蔓梅擬き(ツルウメモドキ)はニシキギ科ツルウメモドキ属の蔓性落葉木本である。
北方領土を含む北海道から沖縄にかけて分布し、山野の林の縁などに生える。
海外では、朝鮮半島、中国にも分布する。
蔓は長く伸びて他の植物などに絡みつく。
蔓の長さは2~10メートルくらいになる。
葉は長さ5~10センチくらいの楕円形で、互い違いに生える。
葉の縁には浅いぎざぎざ(鋸歯)があり、先は急に尖る。
開花時期は5~6月である。
雌雄異株で、雄花をつける株と雌花をつける株がある。
葉の脇に集散花序(枝先に花がつき、その下から枝が出て花をつけることを繰り返すもの)を出し、小さな黄緑色の花を10輪くらいつける。
花びらは5枚、萼も5枚、雄しべは5本である。
雄花の雄しべは長いが、雌花の雄しべは短く退化している。
花の後にできる実は球形のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
秋には黄色に熟する。
果皮が3つに裂けると赤い仮種皮が現れ、そのコントラストが美しい。
花言葉は「大器晩成」である。
属名の Celastrus はギリシャ語の「Celastros(セイヨウキヅタ)」からきている。
種小名と変種名の orbiculatus は「円形の」という意味である。
写真は12月にJAあゆみ野安行園芸センターで撮った。
花の写真は6月に北大植物園で撮った。
学名:Celastrus orbiculatus var. orbiculatus
★肌寒い季節迎えて弾けだす
赤い実可愛い蔓梅擬き

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