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植物図鑑ブログ

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パキポディウム・エブルネウムはキョウチクトウ科パキポディウム属の落葉小低木である。
属名の読み方は「パキポジウム」とするものもある。
パキポディウム属はアフリカに20種くらいが分布する。
本種の原産地はマダガスカルで、中央部のイビティ山に分布する多肉植物である。
樹高は25センチくらいである。
茎が塊根状になる。
塊茎は淡い褐色をしており、灰白色を帯びる。
夏型の植物で、冬は葉を落として成長を止める。
春になると、楕円形の小さな葉をつける。
開花時期は3~5月である。
葉の脇から花茎を伸ばし、花径4センチくらいの黄白色の花をつける。
花冠は筒状で、先が5つに裂けて横に開く。
花の後にできる実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)である。
属名の Pachypodium はギリシャ語の「pachys(太い)+podius(足)」からきている。肥大した塊茎を表したものである。
種小名の eburneum は「象牙色の」という意味である。
写真は3月につくば植物園で撮った。
学名:Pachypodium eburneum

★花だけを見ればこれは夾竹桃
 だけど塊茎変わっているね




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パキポディウム・ブレビカウレはキョウチクトウ科パキポディウム属の落葉小低木である。
属名の読み方は「パキポジウム」とするものもある。
パキポディウム属はアフリカに20種くらいが分布する。
本種の原産地はマダガスカルで、明るい林の中に生える多肉植物である。
園芸名を恵比寿笑い(エビスワライ)という。
樹高は25センチくらいである。
茎が塊根状になる。
塊茎はショウガのように不整形で淡い褐色をしており、灰白色を帯びる。
夏型の植物で、冬は葉を落として成長を止める。
春になると、長さ3センチくらいの楕円形の小さな葉を数枚つける。
開花時期は4~5月である。
葉の脇から花茎を伸ばし、黄色い花をつける。
花冠は筒状で、先が5つに裂けて横に開く。
花の後にできる実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)である。
属名の Pachypodium はギリシャ語の「pachys(太い)+podius(足)」からきている。肥大した塊茎を表したものである。
種小名の brevicaule は「短い茎の」という意味である。
写真は4月につくば植物園で撮った。
学名:Pachypodium brevicaule

★面白い形の茎に似合わずに
 花が可愛い恵比寿笑いは




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青だも(アオダモ)はモクセイ科トネリコ属の落葉高木である。
北方領土を含む北海道から九州にかけて分布し、山地に生える。
また、公園樹や街路樹とされる。
海外では、朝鮮半島にも分布する。
「青」がつくのは樹皮の色や青の染料とされたことなどからきている。
「たも」は漢字では木編に「佛」と書き、霊(たま)ないし撓む木の転訛したものと言われる。
別名を小葉の戸練子(コバノトネリコ)という。
トネリコは戸塗木(とぬりき)の転訛したものとの説がある。
樹高は10~15メートルである。
葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)で、向かい合って生える(対生)。
小葉の形は長い楕円形である。
小葉の先は尖り、縁には低いぎざぎざ(鋸歯)がある。
雌雄異株である。
開花時期は4~5月である。
枝先に円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、白い小さな4弁花をたくさんつける。
花の後にできる実は翼果(翼のある実)で、10月ころ褐色に熟する。
材は野球用のバットやラケットの枠などの原料として利用される。
樹皮を乾燥させたものを生薬で秦皮(しんぴ)といい、下痢止めや解熱などの薬効がある。
アイヌの人々は、樹皮を染料に、材は弓や松明に、樹皮から採れる液を刺青の染料や止血、消毒などに用いた。
花言葉は「未来への憧れ」である。
属名の Fraxinus はラテン語の「phraxis(分離する)」からきたセイヨウトネリコのラテン古名である。
種小名の lanuginosa は「綿毛のある」という意味である。
品種名の serrata は「鋸歯のある」という意味である。
写真は10月に北大植物園で撮った。
学名:Fraxinus lanuginosa f. serrata

★バットには青だもがいいと聞いていた
 アイヌの人も使っていたんだ




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西表菫(イリオモテスミレ)はスミレ科スミレ属の多年草である。
沖縄県の西表島に分布し、山地の渓流沿いの岩場に生える。
分類上は、八重山菫(ヤエヤマスミレ)の品種の1つとされている。
無茎種である。
草丈は3~10センチくらいである。
葉は三角形からハート形である。
基本種の場合はひし形である。
葉の表面は濃い緑色で、葉脈の部分は黄緑色になる。
葉の裏面は緑白色である。
開花時期は2~5月である。
花茎の先に花径1~2センチの白い花を数輪つける。
唇弁には紫色の縦筋が入り、側花弁には毛が生える。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Viola はラテン語の「viola(菫)」からきている。
種小名の tashiroi は植物学者「田代安定(1857-1928)さんの」という意味である。
品種名の takushii は植物学者「澤岻安喜さんの」という意味である。
写真は5月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Viola tashiroi f. takushii


★八重山の中でも自然に恵まれた
 彼の島に咲く菫一輪




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フリティラリア・メレアグリスはユリ科バイモ属の多年草である。
バイモ属はAPG分類体系でもユリ科とされる。
原産地はヨーロッパから西アジアにかけた一帯である。
16世紀ころから園芸化が始まったという。
草丈は20~30センチである。
葉は幅の広い線形で、互い違いに生える(互生)。
葉の色は灰緑色である。
開花時期は4~5月である。
茎先に長さ4センチくらいの釣鐘状の花を下向きに1輪つける。
赤紫色に白の市松模様が入るめずらしい花色である。
また、園芸品種として白花もつくられている。
属名の Fritillaria はラテン語の「fritillus(チェッカー盤)」からきている。この属の1種の花の模様から名づけられた。
種小名の meleagris は「ホロホロ鳥のような斑点のある」という意味である。ギリシャ神話からきている言葉である。
写真は4月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Fritillaria meleagris
学名:Fritillaria meleagris 'Alba'(白花)


★珍しい花の模様が個性的
 フリティラリア咲く頭を垂れて




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