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- 2014.05.13 八角蓮(ハッカクレン)
- 2014.05.07 カリステモン・パリデュス
- 2014.05.05 赤花山査子(アカバナサンザシ)
- 2014.05.03 ルピナス・テキセンシス
- 2014.05.02 アメランチャー・アルニフォリア
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八角蓮(ハッカクレン)はメギ科ミヤオソウ属の多年草である。
原産地は中国、台湾である。
日本では表記の名称で山野草として愛好されている。
標準和名はミヤオソウという。
属名にもなっているが、ミヤオソウを漢字でどう書くのかは確認できていない。
草丈は60~90センチくらいである。
葉は円形で、手のひら状に7つから9つに浅く裂ける。
開花時期は5月である。
葉の下に5~8輪くらいの暗い紅紫色をした花をつける。
和名は、八角形をした蓮に似た葉というところからきている。
葉や根茎にアルカロイドを含み毒草である。
漢方では生薬名を八角蓮(はっかくれん)といい、解熱剤として用いられる。
英名はチャイニーズ・メイアップル(Chinese may apple)という。
メイアップルはアメリカ八角蓮(アメリカハッカクレン)の一般名である。
属名の Podophyllum はギリシャ語の「podos(足)+ phyllon(葉)」からきている。根際から生える葉の柄が長いことから名づけられた。
種小名の pleianthum は「たくさんの花のある」という意味である。
写真は5月に神代植物公園の野草展(東京山草会)で撮った。
学名:Podophyllum pleianthum(syn. Dysosma pleiantha)
★葉ばかりを見てきたけれど八角蓮
やっと花咲く姿に出合い

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カリステモン・パリデュスはフトモモ科ブラシノキ属の常緑低木である。
ブラシノキ属はオーストラリアに34種が分布する。
本種の原産地はオーストラリアの東部である。
英名はレモンボトルブラシ(lemon bottlebrush)という。
樹高は2~5メートルくらいである。
枝は枝垂れる。
葉は幅の狭い披針形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は鋭く尖り、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は5~6月である。
雄しべが淡い黄色から淡いピンク色をしたブラシのような花を咲かせる。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Callistemon はギリシャ語の「kallos(美しい)+ stemon(雄しべ) 」からきている。
種小名の pallidus は「淡い色の」という意味である。
写真は11月に小石川植物園で撮った。
学名:Callistemon pallidus
★めずらしい花の形が目を奪う
カリステモンの花色渋く

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赤花山査子(アカバナサンザシ)はバラ科サンザシ属の落葉低木である。
原産地は、ヨーロッパ、北アフリカ、西アジアである。
樹高は2メートルから5メートルくらいである。
葉は手のひら状に3つから5つに裂け、互い違いに生える(互生)。
開花時期は5月である。
枝先に散房花序を出し、赤い八重の花をつける。
花の後にできる実は球形の偽果(子房以外の部分が食べられる部分になった果実)で、秋に赤く熟する。
花や葉、果実は心臓の薬として用いられる。
属名の Crataegus はギリシャ語の「kratos(力)+agein(持つ)」からきている。材が堅いことから名づけられた。
種小名の monogyna は「雌しべが1つの」という意味である。
品種名の Paulii は「ポール(Paul)さんの」という意味である。
写真は5月に神代植物公園の野草展(東京山草会)で撮った。
学名:Crataegus monogyna 'Paulii'(syn. Crataegus oxyacantha 'Paulii')
★愛らしい八重の花びらこんもりと
繁らせ咲いた赤花山査子

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ルピナス・テキセンシスはマメ科ルピナス属(ハウチワマメ属)の一年草である。
属名の和名はハウチワマメ属というが、ルピナス属のほうがよく知られている。
原語に近い読み方をすればルピヌス属となるが、ルピナスがポピュラーなためこれはあまり使われていない。
本種の原産地は北アメリカである。
アメリカ合衆国のテキサス州に分布する。
小形で匍匐性のあるルピナスである。
草丈は10~15センチくらいである。
葉は手のひら状の複葉で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は3月から5月くらいである。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、青や赤の蝶形をした花をたくさんつける。
園芸品種がよく流通している。
花の色の青いものはブルーボンネット(Blue Bonnet)という。
赤いものはテキサス・マローン(Texas Marron)という。
花の後にできる実は豆果(莢の中に種子が入るもの)である。
属名の Lupinus はラテン語の「lupus(オオカミ)」からきている。どんな土地にも育つ逞しさから名づけられたものである。
種小名の texensis は「テキサス州(State of Texas)の」という意味である。
写真は4月に京都府立植物園で撮った。
学名:Lupinus texensis
★小振りだねテキセンシスの花姿
でもこの咲き方やっぱりルピナス

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アメランチャー・アルニフォリアはバラ科ザイフリボク属の落葉低木ないし小高木である。
原産地は北アメリカで、アメリカ合衆国の北西部からアラスカにかけて分布する。
サービスベリー(service berry)と呼ばれるものの1つである。
もっと広く言えば、ジューンベリー(June berry)と総称されるものの1つである。
樹高は1~8メートルくらいである。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁には細かいぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は4~5月である。
葉の展開する前に白い5弁花をつける。
花の後にできる実は偽果(子房以外の部分が加わってできている果実)で、赤色から黒紫色に熟する。
属名の Amelanchier は古いヨーロッパのオック語でのヨーロッパ種(Amelanchier ovalis)に対する呼び名からきている。
種小名の alnifolia は「ハンノキ属(Alnus)のような葉の」という意味である。
写真は4月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
園芸品種のピアソンII(Pearson II)である。
学名:Amelanchier alnifolia
★花の時期終えて出番をじっと待つ
サービスベリーの実はまだ青く

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