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- 2011.12.28 マホニア・アーサーメンゼス
- 2011.12.06 エウロフィエラ・レンプレリアナ
- 2011.01.20 シネラリア
- 2011.01.19 照葉野菊(テリハノギク)
- 2011.01.16 匂い紫羅欄花 (ニオイアラセイトウ)
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マホニア・アーサーメンゼスはメギ科ヒイラギナンテン属(マホニア属)の常緑低木である。
中国原産のロマリフォリア種(Mahonia lomariifolia)と日本の柊南天(ヒイラギナンテン:Mahonia japonica)を交雑させたものがマホニア・メディアとして出回り、いくつかの園芸品種を産み出している。
マホニア・アーサーメンゼスもその1つである。
特徴としては、柊南天(ヒイラギナンテン)よりも開花時期が早く、花穂が立って豪華である。
樹高は1~3メートルである。
葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。
小葉は柊(ヒイラギ)に似て硬く、縁は棘状のぎざぎざ(鋸歯)となる。
開花時期は12~2月である。
鮮やかな黄色の花をぎっしりつける。
花の後にできる実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、黒紫色に熟する。
園芸店では柊南天(ヒイラギナンテン)として売られたり、早咲き柊南天(ハヤザキヒイラギナンテン)として売られたりしている。
属名の Mahonia は19世紀のアメリカ人の植物学者「マクマホン(B. Mc. Mahon)さん」の名からきている。
種小名の media は「中間の」という意味である。
写真は1月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
実の写真は1月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Mahonia x media 'Arthur Menzies'
★早咲きのマホニアだけどばっしりと
黄金の花を豪華につけて

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エウロフィエラ・レンプレリアナはラン科エウロフィエラ属の多年草である。
原産地はマダガスカル島である。
東海岸に分布し、タコノキ属の枝にのみ着生する大形のランである。
愛称を「マダガスカルの女王」という。
開花時期は冬から春である。
3メートルもある花茎に花径8~10センチくらいの大きな花を20輪くらいつける。
葉は剣状である。
花の色は紅色で、唇弁はクリーム色である。
花には芳香がある。
属名の Eulophiella は「Eulophia(エウロフィア属)」の縮小形である。花の姿が似ていることから名づけられた。
種小名の roempleriana の意味はまだ解明できていない。
写真は1月につくば植物園で撮った。
学名:Eulophiella roempleriana
★女王の名にふさわしいランの花
咲けば辺りに芳香漂い

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シネラリア (Cineraria) はキク科ペリカリス属の多年草である。
園芸的には一年草として扱う。
原産地は北アフリカのカナリア諸島である。
日本へは明治時代に渡来した。
別名をサイネリアという。
富貴菊(フウキギク)の別名もある。
草丈は40センチから60センチくらいである。
根際から生える葉は心臓形に近い卵形で、フキに似ている。
開花時期は1月から4月である。
花の色は紫色、白、ピンク、赤などのものがある。
蛇の目柄の複色のものもある。
大輪、小輪があり、花径は2センチから7センチくらいである。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。句の季語は春である。
属名の Pericallis はギリシャ語の「peri(まわりの)+kallos(美しい)」からきている。
種小名の hybrida は「交配種の」という意味である。
写真は3月に京都府立植物園で撮った。
品種名はメロディーミックスである。
学名:Pericallis x hybrida
★ファッション競うがごとく咲き乱る
サイネリアの花春は近しと
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照葉野菊(テリハノギク)はキク科シオン属の多年草である。
沖縄県八重山諸島の石垣島、西表島や尖閣諸島に分布し、渓流沿いの岩場や海岸などに生える。
分類上は、台湾に分布する剣葉野菊(ツルギバノギク)の変種とされている。
基本種のほうが葉が細い。
草丈は30~60センチくらいである。
葉は楕円形ないし倒卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉の質は厚く、葉の表面には比較的艶がある。
自生地での開花時期は12~2月くらいである。
茎先に花径10ミリから15ミリくらいの白い花(頭花)をまとめてつける。
舌状花の先は丸い。
総苞(花序全体を包む葉の変形したもの)は細長い。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Aster はギリシャ語の「aster(星)」からきている。頭花が放射状をなすことから名づけられた。
種小名の taiwanensis は「台湾の」という意味である。
変種名の lucens は「表面に艶のある」という意味である。
写真は11月につくば植物園で撮った。
学名:Aster taiwanensis var. lucens
★八重山へ行かねば見えぬ花が咲く
ここはやっぱり不思議空間
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匂い紫羅欄花 (ニオイアラセイトウ) はアブラナ科エゾスズシロ属の多年草である。
暑さに弱いので園芸上は秋播き一年草として扱われる。
原産地は南ヨーロッパである。
日本へは明治時代の中期に渡来した。
属名のエリシマム(エリシムム)の名でも流通している。
また、古い文献ではチェイランサス属に分類されていたので、チェイランサス(ケイランツス)の名でも流通している。
草丈は10センチから50センチくらいである。
葉は長い披針形(笹の葉のような形)で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は鋭く尖り、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は1月から5月である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径1センチから2センチくらいの香りのよい小さな4弁花をつける。
花の色は黄色、赤、オレンジ色などがある。
花の後にできる実は角果(雌しべの中にある仕切りを残して左右の殻がはがれるもの)である。
「紫羅欄花」というのは妙な名だが、葉が厚くて毛に覆われており、ラセイタという布(ポルトガル語で羅紗に似た地の厚い毛織物)に似ていることから転訛したものである。
ストック(stock)にこの名が充てられている。
和名の由来は、花の形がアラセイトウに似てよい香りがするというところからきている。
属名の Erysimum はギリシャ語の「eryomai(救う)」からきている。この属の植物の1種に薬効があると考えられたことからきている。
種小名の cheiri はアラビア語で「よく匂う植物」という意味である。
写真は1月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
チェイランサス・ベガと呼ばれる園芸品種である。
学名:Erysimum cheiri(=Cheiranthus cheiri)
★冬を越しきっと綺麗に咲くからと
チェイランサスは雨に濡れつつ
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